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PC工法による学生寮  

2016年 7月 18日  <12面>

国立大学中心に採用
 学校施設は、地震発生時に児童・生徒の安全を確保するとともに、地域住民の応急避難場所としての役割も果たす公共性の高い施設。
 学生が長時間過ごす学生寮も例外ではなく、その安全性は確保されなければならない。
 こうした状況下で注目を集めているのが、大成建設グループの集合住宅専門の建設会社、大成ユーレック(株)。
 同社が提供する壁式PC工法の建物は、東日本大震災でも実害がなく、災害公営住宅でも数多く採用されている地震に強い集合住宅だ。同社施工築36年の熊本大学学生寄宿舎についても被害の報告はなかった。
 PC工法とは、鉄筋コンクリート造の工業化工法で、建物の壁や床、屋根などをあらかじめ工場生産し、建設現場に運び込んで組み立てる工法のこと。自社工場での徹底した品質管理による高耐久・高品質な部材が使用されている。また、壁式構造は、ラーメン(軸組)構造に比べて小さな変形で耐えることができ、熊本地震のように繰り返し大きな地震が来るケースにもダメージを受けにくく、高い耐震性を発揮する。
 その壁式PC工法による学生寮向け商品が「パルローグ ステューディオ」だ。

ニーズに応じたプランを用意
 「パルローグ ステューディオ」には、個室タイプや、体育会系クラブに多い相部屋(ルームシェア)タイプなど、ニーズに応じたさまざまなプランが用意されている。
 なかでもここ数年注目されているのが、“学内留学”の観点から外国人留学生と、日本人学生が一緒に生活することを想定した学生寮だ。プランの特徴は、4〜8名程度の個室とリビングや水回りといった共用スペースを、1つのユニットとして構成するというもの。
 プランニングは、大学の方針や寮の運営と密接に関わるため、同社では設計チームがきめ細かく対応している。

高い遮音性や環境へのやさしさも
 特長は、「短工期」であること。建設現場における作業が少なくて済むので、在来の工法と比べると2か月ほど工期を短縮できる。近隣や環境への影響も最小限にとどめられる。
 そして「低価格」であること。少ない人数で施工でき、自社工場での部材の量産が可能となるので、一般的なRC造と比べると15%ほど安価で済む。
 また、居住性能も優れており、コンクリートの床が遮音性を高めている。
 つまり同製品は耐震性に優れ、高品質、短工期、低コストであり、環境にも優れていることになる。そのほか同社ではこれまでの実績から、民間資金活用方式の対応ノウハウも持っている。
 現在、電気通信大学(ユニットタイプ・個室タイプ)、東京農工大学(個室タイプ)の学生寮のほか、京都大学の職員寮及び看護師寮を建設中でニーズは高い。
 参考建設価格=収容人員1人あたり650万円から。

問い合わせ
 大成ユーレック(株) Tel0120・41・2082
 http://www.u-lec.com


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