SmartSection is developed by The SmartFactory (http://www.smartfactory.ca), a division of INBOX Solutions (http://inboxinternational.com)
トップニュースTopics書評 > プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集

ニュース

プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集  

2018年 5月 7日  <24面>

赤堀 侃司 著
教科での位置付けなど解説

プログラミング教育の考え方とすぐに使える教材集 小学校の新学習指導要領全面実施によって、必修化するプログラミング教育。新たな事態に、なぜ必修化か、何を指導するのか、プログラミング教育の論理的思考は教科での論理的思考と同じか、教科におけるプログラミング教育とは何か…などの疑問も生じる。
 こうした現場の戸惑いに応えようと、ICT教育や情報教育の大家である著者が「プログラミング教育の背景は何か」「プログラミング教育における論理的な思考とは何か」「なぜ、ビジュアルプログラミングなのか」「教科におけるプログラミング教材」の全4章で勘所を的確に押さえ、平易に解説した。
 例えば、「ICT」に代わって教科「Computing」を新設した英国のカリキュラム改革に触れ、「我が国のプログラミング教育の独立教科版」と指摘。親学問は「コンピュータ科学(Computer Science・CS)」にあり、CSはICTなどの技術や工学などと結び付き「現実の問題解決に役立って、世界を変えてきた」と背景を語り、プログラミング教育の役割の大きさをイメージしやすい。
 日本の場合、クロスカリキュラムとして構想しているため、カリキュラムの開発、カリキュラム・マネジメントの実施、年間指導計画の作成などが課題と指摘する。教科におけるプログラミング教材作成の困難さに触れつつ掲載する算数や英語、社会・算数、国語などの教材は参考になろう。
(1944円 ジャムハウス)
(矢)


記事を印刷する 記事をメールで送信