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学校教室や体育館のたわんだ床を壊さず修正 長寿命化も実現

17面記事

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従来工法との比較 工期が10分の1
アップコン

 地盤沈下や地震の影響で、沈みやたわみが生じてしまった教室や体育館の床、傾いたプールは全国に多くあり、児童・生徒の安全を考えると早急な対応が必要とされている。アップコン(株)は、硬質ウレタン樹脂を使用して、床を壊さずに短期間で修正できる画期的な施工「アップコン工法」を日本全国に展開している。
 施工方法は、沈んだ既設床にドリルで径16mmの小さな穴を開け、そこからウレタン樹脂を注入し、樹脂の発泡圧力により、床下からコンクリートを押し上げて元に戻す。(図参照)床下に空隙が発生している場合は、同じ方法で空隙充填を行う。従来のコンクリート打替え工法(コンクリートを一度取り壊し、再度コンクリートを打ち養生する)と異なり、床を壊さず短時間で修正できるのが特長。
 公立小中学校では耐震化工事は多く行われているが、傾いてしまった床の対策も不可欠。例えば、体育館は地震発生後、避難所として使用されることが多く、建物が残っていてもフローリングの床が損傷してしまうケースが多々あり、避難所として使用できなくなる。また、床が傾いたままだと「児童が教室に入るとめまいや耳鳴りといった体調不良を起こす」「体育館の床がたわんで、授業や部活動に支障がある」「プールが傾いて水勾配がとれず危ない」といったことも起こりうるため対策が必要だ。夏休み、冬休みを利用した集中施工だけでなく、平日の週末を利用して工期を複数回に分けることも可能。

 問い合わせ=アップコン(株) Tel0800・123・0120
 http://www.upcon.co.jp/

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