京都市総合教育センターで企画展 周年記念誌で学校・地域の歴史を学ぶ
9面記事
京都市総合教育センター3階に設けられた企画展コーナー
京都市総合教育センターでは、開所40周年を記念した企画展「京都を学ぶ~周年記念誌・閉校園記念誌~」を開催している。
同センターのカリキュラム開発支援センターが企画し、学校の周年記念誌や統合・閉校時に刊行された記念誌を通して、学校や地域の歴史を学ぶことができる。
カリキュラム開発支援センターでは、学校の周年記念誌481点と閉校・統合に関する記念誌51点を所蔵している。
近年は学校の統廃合が進み「学校がなくなっても資料を残したい」と寄贈するケースが増えているという。
同支援センターの専門主事らが学校へ積極的に呼びかけるなどして収集してきたもので、学校史を後世に伝える貴重な資料となっている。
例えば昭和26年発行の京都市立大将軍小学校20周年記念誌は、ガリ版による手書きとは思えないほど精巧な文字で作られており、来場者の目を引く一冊だ。

昭和26年に刊行された京都市立大将軍小学校20周年記念誌。当時の学校や地域の様子を伝えている
記念誌には学校の歴史だけでなく当時の地域地図や祭り、町並みなどが掲載されたものもある。
同支援センターの諏佐準一センター長は「学校の歴史だけでなく地域の歴史もわかる資料」と話す。
また「周年記念誌には学校ごとの特色があり、地域の人々が中心となって制作したものや、子どもたちの地域学習の教材として編集されたものもある」と説明。
「総合的な学習の時間や生活科で地域を学ぶ前にまず先生方に学校や地域の歴史を知っていただきたい。教材としても積極的に活用してほしい」と期待を寄せている。
展示は行政区・校種ごとに6期に分けて行う。会期は来年5月7日まで。
問い合わせ=京都市総合教育センターカリキュラム開発支援センター
電話075・371・2340

