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第77回近小協京都大会 約1200人が参加

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開会式であいさつする野田理事長

 近畿小学校長会協議会(理事長=野田昌之・向日市立向陽小学校長)は、8月4日、第77回研究大会京都大会を京都市内で開催した。
 近畿各地から小学校長ら約1200人が参加した。
 大会主題は「自ら未来を拓き ともに生きる豊かな社会を創る 日本人の育成を目指す小学校教育の推進」、副主題は「伝統と革新の融合による教育イノベーションを通して 豊かな未来をともに創る子どもの育成」。
 開会のあいさつでは、野田理事長が、令和8年熊本地震により亡くなった人々に哀悼の意を表するとともに、被災地への思いを胸に刻み、それぞれの立場でできることを考えながら大会を進めたいと述べた。
 また、参加者を歓迎するとともに、京都の歴史や文化、人と人とのつながりを大切にする「おもてなしの心」に触れ、本大会での出会いを大切な「ご縁」として、交流を深めることを呼び掛けた。
 記念講演では、妙心寺退蔵院副住職・松山大耕氏が「AI時代の道しるべ~薄幸の時代を生きる仏教の智慧」と題して講演。
 AIやSNSの普及で他者との比較や評価を意識しやすくなった現代社会を踏まえ、自分自身の価値判断を持つことの大切さを指摘。尊敬できる人との出会いを大切にすることなど、主体的に生きるための考え方を示した。
 分科会では、「学校経営」や「現職教育」、「人権教育」、「生徒指導」など6分科会で12の実践報告と協議が行われた。

 各分科会場で、実践報告をもとに活発に意見を交わす参加者

 第1分科会の学校経営では、和田晋一・和歌山県九度山町立九度山小学校長が、「家庭・地域との連携のもと、学校評価を有効に活用し、社会に開かれた教育課程の実現に向けた学校経営」について報告。
 学校評価を保護者や地域と共有し、教育活動の改善につなげる取り組みなどを示した。
 第4分科会の生徒指導では、材木敏志・京都府舞鶴市立志楽小学校長が、「自尊感情を高め、自他を生かそうとする好ましい人間関係の中で自己実現を図る生徒指導」をテーマに報告。
 ウェルビーイングの視点から生徒指導を捉え直し、PBIS(ポジティブな行動介入と支援)などを通じて、問題行動への対応だけでなく、予防的・発達的な支援を学校全体で進める実践を紹介した。

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