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愛知の小・中学生、2割弱が「ラーケーション」

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 保護者の休日に合わせて平日に学校を休んでも欠席とは扱わない「ラーケーション」を導入した愛知県で昨年度の状況を調べたところ、今年1月時点で市町村立学校の児童・生徒は17・3%が、高校生は11・5%が活用していたことが分かった。この制度で学校を休んで行った活動は、「屋外での体験活動」が多かった。
 インターネットを使って、市町村立学校の児童・生徒は保護者から、高校では生徒から回答を求めた。
 活用する予定だと答えた割合は市町村立学校で18・1%、高校で19・4%。3割以上の児童・生徒が活用している可能性がある。
 活動内容として「屋外での体験活動(スポーツ、アスレチック、キャンプなど)」を挙げた割合は市町村立学校で51・6%、県立学校で38・8%だった。
 ラーケーションは、「ラーニング」と「バケーション」を組み合わせた造語。同県では昨年度導入した。名古屋市は参加しなかった。本年度は茨城県も、ラーケーションを導入している。趣旨や仕組みはやや異なる。
  

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