2023年1月9日
副校長・教頭 奮闘記【第438回】教員不足の深刻化
I 教員不足問題
全国的に教員不足が大きな社会問題となっている。全国公立学校教頭会総務・調査部の調査によれば、令和4年度始業時点で本来配置されるべき教員に欠員が生じている学校の割合が、小学校13・9%、中学校15・2%となっている。同3年度始業時点では小学校7・0%、中学校9・8%のため、教員不足の状況はより深刻化しており、学校を取り巻く状況は厳しいと言わざるを得ない。学級担任、教科担当教員、専科指導員の未配置が生じることで、副校長や教頭がその代替を務めることもあり、業務への影響は大である。
続きを読む