「日本語指導巡り意見交換 「目指す資質・能力の設定を」」が3位にランクイン 記事ランキング 2025年4月28日~5月4日
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日本教育新聞電子版でアクセス数が多かった先週(2025年4月28日~5月4日)の記事のトップ5です。
1位 育成すべき資質・能力で文科省方針 「学びに向かう力」見直す
(2025年5月1日 デイリーニュース・2025年5月5日 1面記事)
好奇心などの要素追加
学習指導要領で育成を目指す資質・能力の一つとしている「学びに向かう力、人間性等」について文科省は、学校現場にとって分かりにくく、矮小化して理解されているとして見直す方針を示した。新たに「思考・行動を起こす力・好奇心」や「他者との対話・協働」の姿勢を加える。主体的に行動したり多様な他者と協働したりできる力の育成を目指す。
2位 都内公立小学校教員の必要数確保 東京都教委
(2025年4月28日 3面記事)
教員不足が全国的に深刻な中、都内公立小学校では年度当初時点で必要な教員数を確保できていたことが、東京都教委への取材で分かった。想定より退職者が少なかったことなどが要因。一方、地域・学校によっては過不足もあるとして、今後は配置転換を通じて不足分を解消する。
3位 日本語指導巡り意見交換 「目指す資質・能力の設定を」
(2025年4月28日 デイリーニュース・2025年5月5日 1面記事)
文科省有識者会議
外国人児童・生徒への教育の充実策を議論する文科省の有識者会議は4月25日、会合を開き、次期学習指導要領に向けて、今後の日本語指導の在り方について意見交換した。委員の意見発表では、日本語の習得に偏ることなく、目指す子ども像や、どのような資質・能力を育成したいかを示す必要があるなどとする意見が出た。
4位 特別支援学級 調整額を半減
(2025年4月28日 10面記事)
特別支援教育に関わる教員に支給されている3%の「調整額」について、文科省は令和9年1月から2年間で1・5%に半減することを決めた。通常学級にも特別支援教育の対象となる子どもが増加していることなどが理由。阿部俊子文科相が15日の閣議後会見で明らかにした。
5位 改正給特法 衆院で研究者見解
(2025年4月28日 1面記事)
教職調整額の10%への引き上げなどを盛り込んだ教員給与特別措置法の改正案を巡り、衆議院の文部科学委員会で18日、参考人質疑があった。中央教育審議会の「質の高い教師の確保特別部会」部会長の貞広斎子・千葉大学副学長らが招致され、給与改善が教職への社会的な敬意につながるなどと唱えた。