共働き家庭の3割弱、「朝が不安」 子どもの居場所めぐり
NEWS 小学生がいる共働き世帯のうち、3割弱は登校前の時間帯に子どもだけが自宅で過ごす時間帯があり、不安を抱えていることが分かった。こども家庭庁が「朝の居場所」について調べた。長く、小学校では、授業前の早い時間帯から児童を受け入れる実態が珍しくなかったが、近年は、教職員の働き方を適正化しようと、受け入れ時間を遅らせる動きが出ている。朝の居場所を設けている市町村の割合は1・4%にとどまった。
保護者調査では昨年10月1日時点の状況について質問し、1人親家庭を含め3708件の回答を集計対象とした。市町村調査は5月1日時点の状況を尋ね、全体の58・4%から回答を得ている。