教職課程の教養科目廃止を検討
NEWS 中央教育審議会の教員養成部会は、教員養成課程で必修となっている憲法や体育などの教養科目について廃止を含めて見直すことを決めた。文科省では、免許取得に必要な単位数を大幅に削減したい考えで、オンライン授業でも効果が変わらないものはオンデマンド教材を使った自学・自習に切り替えることも視野に入れている。
教養科目は
・憲法
・体育
・外国語
・情報機器の操作など
―の4科目で各2単位。教職課程外ながら免許法施行規則で必修とされている。
文科省では教職履修者を確保するため、必要単位数を削減するとともに、教職課程の必修科目を絞り、各大学が柔軟な教育課程を編成できるようにする方針だ。