ボランティア体験記し自然保護団体など応援 NPO事業で参加校募集
15面記事 認定NPO法人の「さわやか青少年センター」は、児童・生徒の人間力を育むボランティア体験活動を活性化させようと、本年度も「ふれあいボランティアパスポート」と呼ぶ事業を始めた。児童・生徒それぞれが自分の活動を活動記録用紙にまとめ、自分の成長などを感想として記すと、自然保護団体など、自分が応援したい団体に、企業などからの寄付金が同センターを通して届く仕組み。学校・学年・学級単位で参加申し込みを受け付けている。
この事業では、記録用紙に、来年1月まで各自のボランティア体験を記入していく。6回分まで記入できる。1回のみの記入でも構わない。用紙は無償で提供している。送料着払い。
寄付金の贈り先は6団体あり、このパスポートを通して応援したい団体を指定できる。
パスポートに記したボランティア体験活動の例には、「祭りの手伝い」といった本格的なボランティア活動の他、家事手伝いなども含めている。同センター設立の平成24年以来、延べ46万人の児童・生徒が参加している。
参加校では、寄付金の贈り先として児童・生徒が挙げた数を集計し、同センターに報告・送付する。
申し込みは、同センターWebページ(https://www.ssc-npo.or.jp)から。