日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

安心・安全な大空間を提供する膜天井

12面記事

施設特集

太陽工業

 膜天井は、わずか600g/平方メートル程度の薄く柔らかい膜材を使った新しい天井である。大地震などの揺れにも強く、屋内プールのように湿気の多い室内でも劣化の少ない天井が、全国の学校施設で注目を浴びている。膜天井の主な特徴を紹介する。
 【安全】膜材はとても柔軟な素材で、地震時の建物の大きな変形に追従が可能である。壁や柱に衝突したり、隣り合うパネル同士がぶつかり破損するようなこともないため、天井落下の危険が極めて低い。また、質量は約600g/平方メートルとたいへん軽量で、まさかの落下時にも室内の人やものへ与えるダメージを最小限にとどめることができる。さらに、僅か1㎜の厚みながら、落下物を受け止める強度を保持していることを、自社試験にて実証済みである。耐火性能については、防炎/不燃の材料が選択できる。
 【快適】光反射率の高い膜材を使うと、室内を広範囲にわたって均一に明るくすることができる。また、吸音性の高い膜材を使用すれば、体育館やプールなどの大空間でも、嫌な残響音がなくクリアな音環境が実現する。さらに、すべての膜材はF☆☆☆☆同等品(ホルムアルデヒド拡散速度0・005mg/平方メートルh以下)で、シックハウスなどの心配もない。
 【デザイン性】膜材はさまざまなカラーバリエーションを取り揃えており、空間に微妙なニュアンスを与えることができる。また、膜材には印刷を施すことも可能で、地域特性の表現など、個性ある学校空間を創ることができる。
 問い合わせ=太陽工業(株)03・3714・3461 http://www.taiyokogyo.co.jp/architecture/ceiling/

施設特集

連載