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河合塾、高1の英語資格・検定試験の受検経験を調査

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 2020年度から本格的に始まる大学入試改革を受け、河合塾は約2000人の高校1年生を対象に英語の資格・検定試験に関する意識調査を実施した。13日に発表した調査結果によると、「これまでに、英語資格・検定試験を受検したことがあるか」との質問には74・6%の生徒が「ある」と回答。試験名を複数回答可で尋ねたところ、「英検」が80・4%に上った。「GTEC」が36・2%、「ケンブリッジ英語検定」が11・8%と続き、「TOEIC」は3・1%、「TOEFL」は1・2%だった。
 試験の対策について、現在通っている学校で対策指導が「行われている」と答えたのは32・8%。「英検」が最も多く、次点は「GTEC」だった。
 2020年度から実施される「大学入学共通テスト」で、成績を利用したい資格・検定試験も「英検」が最多となった。「ケンブリッジ英語検定」「GTEC」の順で多い一方、「まだ考えていない」生徒も3割近くいた。
 自由回答では、「どのような資格・検定試験を受ければ良いのか」「それぞれの検定の違い」「どの検定を受けるのが大学受験に有利なのか」などについて知りたいとの声が多く上がっている。

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