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照明器具リニューアルのおすすめ

13面記事

施設特集

照明器具カエルBOOK2019
日本照明工業会

適正交換時期を踏まえたリニューアル手法を紹介
 (一社)日本照明工業会は、LED照明リニューアルを推進するツールとして、パンフレット「照明器具カエルBOOK2019『照明器具リニューアルのおすすめ』」を改定し、ホームページで公開している。安全、省エネ、快適の3つのコンセプトで、オフィスや工場、街路灯などに加え、学校・体育館の照明器具の省エネ化について、適正交換時期も踏まえたリニューアル手法を紹介している。
 LED照明は、教室内で子どもたちの学習環境の向上(明るさアップ)などのメリットに加え、省エネ効果が期待される。例えば、教室・職員室は、直管LEDランプシステムへの交換で消費電力が約53%削減できる。体育館など高天井照明では、従来のメタルハライドランプの照明設備からLED高天井用照明器具に交換(同じ台数、照度は同等程度の設定)すると、消費電力が約70%も削減できる。
 また、安全面については、天井材や照明器具の落下など非構造部材の耐震対策を紹介。落下防止ワイヤーの設置などが掲載されている。そのほか「地震などによる避難所での照明の役割」「PCB使用照器具適正処理の推進」についても詳しく紹介している。
 「避難所での照明の役割」では、熊本地震の際に避難所となった公立学校の被害状況を踏まえて解説。夜間の体育館内における出入り口の照明や車中泊に対応したナイター照明が役に立ったというデータなどを紹介。
 「PCB使用照器具適正処理の推進」では、生体、環境への影響があり使用を禁止されているPCB(ポリ塩化ビフェニル)使用照明器具の判別方法、交換、廃棄に関する情報について、詳細を掲載している

 同工業会ホームページ
 照明器具カエルBOOK2019「照明器具リニューアルのおすすめ」
 https://www.jlma.or.jp/siryo/pamph.htm

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