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徒然草エッセイ大賞作品募集中 テーマは「発見」

近畿版

募集

9月30日締切
京都府八幡市

 八幡市が市制40周年の記念事業として創設した「徒然(つれづれ)草エッセイ大賞」が今年で3年目を迎えた。第1回のテーマ「出会い」、第2回目の「旅立ち」に続いて今回のテーマは「発見」。思いがけず見つけた素敵な場所、それまで気づかなかった知人や自分の一面、生きる知恵や時代のゆくえなど、「みつけた!」「わかった!」と感じた物事、考え方などを綴ったエッセイを募集する。
 当初、同市はこの事業の応募数の目標を1千点としていたが、第1回から2千点を大きく上回る応募数があり、今回も多数の応募があると見込まれている。
 徒然草は、鎌倉から室町時代に活躍した吉田兼好がつれづれなるままに、心のおもむくままに綴った全243話で構成されている。「枕草子」「方丈記」と並ぶ3大随筆文学で、人生論や失敗談など、そして心がなごむ世間話から社会批評まで語られている。その中の第52段では八幡市にある石清水八幡宮(現・国宝)の参詣に臨んだが、結局実現できず、「どんなことにも先輩や経験者の助言は必要」と語られている。このことに因んでこの記念事業は企画された。
 一般の部、中学生の部、小学生の部がある。締切は9月30日(月)必着。応募は郵送、メール、HPのいずれかで。詳細は専用ホームページ(http://www.tsurezure-essay.jp/)参照。
 主催は八幡市と同市教委。共催はPHP研究所。

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