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「対話的な学び」に焦点 研究大会の参加者募集中

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ことばと学びをひらく会

 ことばと学びをひらく会は10月19日(土)に慶應義塾大学三田キャンパスで第13回研究大会(後援=文科省・言語教育振興財団)を開催する。
 今回は、新しい学習指導要領で求められている「主体的・対話的で深い学び」のうち、「対話的な学び」に焦点を当てる。大会テーマは「学びが『対話的』に深まるとき―子どものことばが育つ授業づくり」。小学校で来年度から始まる新学習指導要領の全面実施に向け、より具体的な授業の構想を検討する。
 午前の記念講演には、落語家の柳家三三(やなぎや・さんざ)氏が登場。午後のシンポジウムでは信州大の藤森裕治教授をコーディネータに、森山卓郎・早稲田大学教授、宗我部義則・お茶の水女子大学附属中学校教諭、青山由紀・筑波大学附属小学校教諭らが議論し、対話的に学びを深めていくためのポイントを探る。
 6つのワークショップや講座は希望のものを選んで、具体的に学ぶことができる。
 例えばワークショップ「入門講座 新学習指導要領に基づく授業づくりと評価」では、新しい評価の考え方や具体的な方法を詳しく解説した後、授業案を具体化する体験を行う。またワークショップ「体験!学習者用デジタル教科書―『主体的・対話的で深い学び』を実現する」では、考えを組み立てる道具としての学習者用デジタル教科書を参加者同士が交流しながら体験できる。
 どのように「対話的」な学習を仕掛け、「主体的」で「深い学び」へと導くか。本大会では、さまざまな角度からその方法を考えていく。

 問い合わせ=「ことばと学びをひらく会」事務局 電話 03・3493・5778
 http://www.kotoba-manabi.jp

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