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オリンピック・パラリンピックをかけがえのない財産に~東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」~【第1回】

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(c)Tokyo 2020

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)まで、あと1年となりました。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、この夏を「1 Year to Go! 開催まであと1年!」期間として、オリンピック1年前の7月24日、パラリンピック1年前の8月25日を中心に、記念式典や競技体験イベントを多数実施しました。また、観戦チケットの販売やオリンピック聖火ランナーの募集、メダルデザインの発表など、いよいよ東京2020大会が間近に迫っていることを感じていただく機会も多かったのではないかと思います。


東京2020オリンピック1年前セレモニー (c)Tokyo 2020

東京2020パラリンピック1年前セレモニー (c)Tokyo 2020

 世界最大のスポーツの祭典であるオリンピック・パラリンピックですが、その開催意義は、大規模なスポーツ大会にとどまりません。オリンピック・パラリンピックは、それぞれ固有の価値を持ち、チャレンジ精神・フェアプレー精神などのスポーツの価値の理解や障がいのある方や海外の文化などの多様性の理解を深めるきっかけになるなど、将来、国際社会や地域社会で活動していくための貴重な機会となります。東京2020組織委員会では、児童・生徒におけるオリンピックの価値(卓越、友情、敬意・尊重)やパラリンピックの価値(勇気、強い意志、インスピレーション、公平)などの理解を促進し、東京2020大会が子供たちにとってかけがえのない財産となるように、全国の学校及び教育委員会等と連携の上で、東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」を実施しています。

 東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」は、「オリンピック・パラリンピック教育の推進」と「東京2020大会への参画機会の提供」の2つの柱で展開しています。
 まず、オリンピック・パラリンピック教育の推進については、学校などにおけるオリンピック・パラリンピックに関連した教育活動に資する教材や授業用資料、指導案、取組事例などを紹介しているほか、オリンピック・パラリンピック教育実施校を「ようい、ドン!スクール」として認証しています。2019年9月1日現在、「ようい、ドン!スクール」は全47都道府県及び海外の日本人学校を含めて18,000校を超え、幼稚園から高等学校段階まで、子供の状況に応じた様々なオリンピック・パラリンピックに関する教育活動が行われています。教材などに関しては、国際オリンピック委員会(IOC)公認「オリンピック価値教育の基礎(OVEP)」、国際パラリンピック委員会公認『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』及び「オリンピック・パラリンピック学習読本」のほか、聖火リレーやメダル、ピクトグラムなど、東京2020大会に関連した授業用資料を、ウェブサイトから無償でダウンロードいただけるようにしています。


「ようい、ドン!」は全国に広がっている (c)Tokyo 2020

『I’mPOSSIBLE』 (c)Tokyo 2020

 次に、東京2020大会への参画機会の提供については、アスリートや東京2020マスコット等による学校訪問イベントをはじめ、全国の子供たちがオリンピック・パラリンピックに参加できるよう、様々な事業を展開しています。2015年度から毎年度実施している東京2020大会に向けたポスター募集企画には累計80,000点(2015年度から2018年度まで)を超える作品の応募があり、2017年度に実施した東京2020マスコット小学生投票には対象校の約8割となる16,769校205,755学級に投票いただきました。今年度は、ポスター募集企画のほか、学校の運動会や体育祭にオリンピック・パラリンピック要素を取り入れていただく「東京2020みんなのスポーツフェスティバル」、平和の祭典としてのオリンピックについてメッセージを発信いただく「東京2020高校生英語スピーチコンテスト」、聖火や聖火リレーに関する取組レポートを募集する「東京2020聖火リレー×教育プログラム」を実施しています。また、大会時には日本全国から100万人以上の子供が「学校連携観戦チケット」により大会を観戦する予定です。


東京2020マスコットが全国の学校を訪問中 (c)Tokyo 2020

東京2020高校生英語スピーチコンテスト募集中 (c)Tokyo 2020

 これらのプログラムを通して、児童・生徒の心に「自信と勇気」「多様性の理解」「主体的・積極的な社会参画」の3つのレガシーを残すことを目指しています。引き続き、学校・教育委員会の皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

 ※なお、東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」の最新情報、参画機会の詳細や教材などは以下のウェブサイトで紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
 東京2020教育プログラム特設サイト「TOKYO 2020 for KIDS」https://education.tokyo2020.org/jp/
(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 アクション&レガシー部 アクション&レガシー課 教育チーム)

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