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検定版GTEC、入試対応進める

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 ベネッセコーポレーションは13日、英語試験「GTEC」検定版の入試対応を進めることを発表した。
 スピーキングテストの遮音機能を高め、検定日を年5回に増やす。
 来年度から予定されていた「英語成績提供システム」は延期されたが、個別入試に民間試験を利用する大学が増えることが予想されている。ベネッセの担当者は「来年度に向けて準備をしてきた高校生の努力が無駄にならないよう準備を進めた」と話す。

 入試対応による変更は4点。
 (1) スピーキングテストの不正防止用に遮音機能を高め、イヤーマフ(防音保護具)、ホワイトノイズ、カナル型(耳栓型)イヤホンを使用する
 (2) スピーキングテスト専用のタブレット端末に改良を加え、誤作動防止を強化する
 (3) 来年度、高校3年生専用の検定日として7月18日と10月3日を新設し、計5回実施する
 (4) 受検した人の公式スコアを専用ウェブページで確認できるようにする

 検定料(6380円)や実施会場(学校)、出題形式(スピーキング以外はペーパーテスト)に変更はないという。

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