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IGSが教職員向け模擬授業を開催

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ICT教育特集

 全国の学校の休業が長期化し、オンライン授業の必要性がさらに高まっている。そのため、インターネットを利用した学習プログラムを提供している事業者も現状に対応して、さまざまなサービスを展開している。
 生徒の“コンピテンシー”を伸ばすための動画コンテンツとワークシートが使える『GROW Academy』を提供しているIGS(Institutionfor a Global Society)は4月27日、「EdTech 推進校を目指した具体的方策」と題したオンラインセミナーを開催。WEB会議システム「Zoom」を使い、全国の教職員約50人が、「批判的思考力を高めるオンライン模擬授業」などを体験した。
 模擬授業はGROW Academyのコンテンツを使用して実施。この日は、「風が吹けば桶屋が儲かる」という“バタフライ効果”を現したことわざを題材に、論理構造の各要素を確率で表し矛盾点を探る方法を提示した。途中で受講者がチャットに意見を書き込んだり、オリジナルのバタフライ効果を考え、Google Classroomに提出するなどしながら双方向で授業を進める仕組みだ。
 この授業は、偶然に過ぎない事象について先入観を持ちすぎると結果を見誤ることから、「意思決定を科学的に行う」ことを促すことが狙い。取りうる選択肢や起りうるシナリオを樹系図の形で示し、各選択肢の期待値を比較検討して取るべき道筋を決定する「ディシジョンツリー」を作成したりしながら、データに基づいて真実を見抜く力を養う。
 GROW Academyは、こうしたさまざまなテーマについて、学校生活を舞台に設定したアニメ形式のコンピテンシー育成動画が24本(各3~5分程度)用意されており、動画ごとに指導案とワークシートも完備されている。

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