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オリンピック・パラリンピックをかけがえのない財産に~東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」~【第11回】

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 東京2020組織委員会は、2020年8月3日(月)、2021年に延期となった東京2020パラリンピックの新たな競技スケジュール(種目実施日程)を発表しました。大会は、2021年8月24日(火)の開会式の翌日から9月5日(日)の閉幕までの12日間、22競技539種目が、21の競技会場で行われます。東京2020組織委員会は、引き続きアスリートや観客を始め、皆様にとって安全・安心な大会となるよう、準備を進めてまいります。
 東京2020パラリンピックの競技スケジュールは、人気競技がバランスよく配置され、全300セッションのうち、メダルイベントが含まれるセッション数は109となっています。また、子供連れの家族にとっても観戦しやすいよう、22競技のうち18競技において22時以前に最後のセッションが終了するスケジュールとなっています。

 また、東京2020組織委員会は、パラリンピックの価値や競技について学んでいただける教材やコンテンツを配布しています。1年後の東京2020パラリンピックに向けて、ぜひご活用ください。

(1)国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE(アイムポッシブル)』日本版

 パラリンピックを題材に共生社会への気づきを子供たちに促す教材です。小学生版、中学生・高校生版の2タイプがあり、ともに座学と実技を含む全14授業分のユニットで構成されています。各ユニットは全て独立しており、どれかひとつだけでも、複数を組み合わせても、使用することができます。

 国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE』日本版公式サイトは、教員の方々へのサポートを目的としたWEBサイトです。教材の特徴や活用事例などをわかりやすく紹介しています。

 詳細はこちら↓
 https://www.parasapo.tokyo/iampossible/

(2)パラリンピック競技紹介コンテンツ

 東京2020組織委員会は、パラリンピック競技の魅力を知っていただくために様々なオンラインコンテンツをご用意しています。公式サイトの各競技ページでは競技動画等によりルールや見どころをわかりやすく解説。また、東京2020パラリンピックの全22競技を各1分間のアニメーションでご紹介する「One Minute, One Sport」、競技を表すピクトグラムや競技概要を楽しみながら知ることができる「かるた」や「カード」等、子供向けコンテンツも盛りだくさんです。授業等でぜひご活用ください。

東京2020パラリンピックスポーツピクトグラムかるた (Photo by Tokyo 2020)

競技紹介アニメーション「One Minute, One Sport」©Tokyo 2020

(3)アスリートインタビュー記事

 東京2020組織委員会は、東京2020大会を目指すパラアスリートのインタビュー記事を公式サイトに掲載しています。東京2020パラリンピック1年前となる8月24日(月)には、木村敬一選手(パラリンピアン・水泳)のアスリートインタビュー記事を公開し、延期が決まった時の心情や、2021年に開催される東京2020パラリンピックに対する想いを紹介しています。今後もアスリートインタビュー記事の掲載は継続されますので、ぜひご覧ください。

 その他、東京2020教育プログラム「ようい、ドン!」の最新情報はウェブサイトからご確認ください。
 東京2020教育プログラム特設サイト「TOKYO 2020 for KIDS」
 https://www.city.suginami.tokyo.jp/seibi/1022537/olypara/1042778.html

(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 アクション&レガシー部 アクション&レガシー課 教育チーム)

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