日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

令和時代の学校施設スタンダード化の実現に向けて

11面記事

施設特集

「ROOGA」を採用した福島県相馬市立中村第二中学校

重厚感と軽量性を兼ね備えた屋根材「ROOGA」
ケイミュー

 ケイミュー(株)が取り扱う「ROOGA」は、陶器瓦のような重厚感を持ちながら、地震時の建物の揺れを軽減する軽量性を兼ね備えた複合素材の屋根材だ。一般的な陶器平板瓦の約半分ほどの軽さを誇り、建物への負担が低減できるほか、屋根材を一枚一枚しっかりと釘で留める施工方法で、強風時にもズレや飛散を防止。耐衝撃性にも優れ、台風や突風時に飛来物が当たっても割れにくく、飛んだ破片で怪我をするといった二次被害も防ぐことができる。
 東日本大震災で津波による大きな被害を受けた福島県相馬市の市立中村第二中学校や、市立磯部小学校の体育館の屋根にも「ROOGA【雅】」が採用されている。そのほか「伝承鎮魂祈念館」「原釜地方卸売市場」「原釜漁具倉庫」「スポーツアリーナそうま」など、さまざまな公共の建物に継続して採用されるなど、その耐風性、軽量性が大いに評価されている。
 安全・安心への備えに対する関心はどの業界でも年々高まる一方だ。教育現場でもそれは変わらない。街の風景を作り、地震や台風などの自然災害から教師や子どもの暮らしを守る屋根。慎重に選択したい。

 問い合わせ=ケイミュー(株)お客様ご相談窓口 電話0570・005・611
 https://www.kmew.co.jp/

施設特集

連載