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公立校休校中の対応に保護者「不満」

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 保護者向け教育セミナーなどを開催している「マザークエスト」(東京・世田谷区)が小・中学生などの保護者に実施した調査で、一斉休校中の公立学校の対応に「満足」「やや満足」と答えた保護者は合わせて39%だったことが分かった。私立学校の保護者では76%に上り、明らかな差が見られた。
 不満だった理由として、自宅学習で保護者にかかる負担が大きかったことや、学校のフォローが足りなかったことが挙がった。同社の中曽根陽子代表は「オンライン授業を提供したかどうかよりも、緊急事態にどれだけ迅速な方針決定と対応がされたか、先生と生徒・保護者との信頼関係が築かれているかによるものが大きかった」と分析している。
 また、学校でのICT活用について聞いたところ「一律一斉に始められるまで待つよりも、できることから進めてほしい」とする回答が95%、「教員が教材を作るより民間の教材を積極的に活用してほしい」が60%以上を占めた。
 調査は昨年10月に実施し、158人から回答を得た。対象の94%が母親で、このうち公立学校に通う生徒の保護者は68%だった。

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