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高校、私物の情報端末利用(BYOD)が3割 旺文社調査

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 教材出版の旺文社が2月24日、高校の情報端末の活用実態調査の結果を公表した。生徒の私物端末を利用する「BYOD」を実施した高校は29.7%と3割に上った。学校の臨時休業でリモート指導する必要が生まれ、利用が広まったとしている。
 調査は昨年12月~今年1月にかけて実施し、1313校から回答を得た。導入されているICT機器については電子黒板やプロジェクターなどの「大型提示装置」が81.2%、生徒が使用する端末では「タブレット型」が52.4%を占め、過去5年間の調査で初めて半数を超えた。モバイル端末の利用に必要な無線ネットワークの整備状況では全体の72.3%が校内のいずれかの場所で使用できると答えた。それに伴い「有線でのみ使用できる」が減っていた。

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