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ICTを活かした便利な機能が充実 デジタル教科書・教材

11面記事

ICT教育特集

東京書籍

 GIGAスクール構想の実現により1人1台端末の導入が進んでいることを背景に、デジタル教科書にも注目が集まっている。
 そんな中、さまざまな便利機能を搭載している小・中学校の学習者用デジタル教科書・教材、指導者用デジタル教科書(教材)を提供しているのが東京書籍株式会社だ。
 同社の小・中学校学習者用デジタル教科書・教材は、同社が紙の教科書を発行しているすべての教科・種目でラインナップされており、教育現場のICT化を支援している。特に注目すべきポイントは4つある。

 (1) 複数の書目を一括管理。複数の教科書や教材を1つのビューアで管理できるため、振り返りや教科横断的な学習にも便利だという。
 (2) 学習を支える便利な機能。異なる教科書や教材を並べて表示し比較できる機能や、参考資料へのリンクを自由に貼ることができる機能など、ICTを活かした便利な機能が多く塔載されている。
 (3) 特別支援への対応。文字の大きさの変更や本文の読み上げなど、さまざまな子どもたちに配慮された機能も塔載(教科により仕様が異なる)。
 (4) Dマークコンテンツとの一体的な使用。本文のDマークや2次元コードをクリックするだけで、教科書と連携するデジタルコンテンツを表示できる。

 また、同社では、小・中学校指導者用デジタル教科書(教材)にも力を入れている。例えば小学校指導者用デジタル教科書(教材)では、教科書にない補助資料やデジタルコンテンツにも簡単にアクセスできる機能などが搭載され、教員の授業研究にも活用できる。
 特に、そのなかの「新しい算数」では、解答やワークシート、映像などの補助資料も多数収録しており、紙の教科書ではイメージするのが難しい図形の回転や、切り取ってつなげるといったシミュレーションなどの機能も充実。また、反復練習で定着を図るフラッシュカード、既習事項の確認ができるふり返りコーナーなど、学習の場面に即したコンテンツがさらに使いやすくなり、「楽しく、わかる授業」の実現に役立ちそうだ。

 問い合わせ=東京書籍 教育事業本部(営業部) 電話03・5390・7577
 https://www.tokyo-shoseki.co.jp/ict

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