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高校生の24%がコロナ禍で便秘増 NPO調査

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 高校生の4人に1人は、コロナ禍により、便秘になることが増えたと感じていることがNPO法人の日本トイレ研究所の調査で分かった。便秘状態の高校生の9割弱が勉強に集中できていないと答えた。
 同研究所では、「学校行事の中止や部活動の制限、友達と遊びにいくことが減ったことで、運動不足だけでなく精神的なストレスも排便に悪影響を及ぼしている可能性もある」と見ている。
 この調査は11月中旬から下旬にかけ、千人の高校生を対象としてインターネット経由で実施した。男女比は37対63で女子の方が多かった。
 現在の排便状態を尋ねたところ、「排便しても便が残っている感じがある」「排便中に強くいきむ必要がある」などの項目のうち、二つ以上が当てはまる「便秘状態」は20・2%を占めた。
 コロナ禍により、便秘になることが増えたと答えた割合は24・0%だった。
 最近、授業中や自分自身で勉強を行う際に集中できていないことがあるか問うと、71・3%が「よくある」または「たまにある」と答えた。便秘状態の高校生に限ると、86・6%となった。

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