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避難所としての防災機能強化、学校施設の脱炭素化に

14面記事

施設特集

グラスウールを使用した脱落しにくい軽量な天井板

軽量グラスウール天井板の工法「イージーセーフ」
マグ・イゾベール

 グラスウールは優れた断熱性、吸音性、耐久性、不燃性を持つ環境性能の高い素材だ。特定天井・一般吊り天井用の「イージーセーフ工法」はグラスウールを使用した脱落しにくい軽量な天井板で、発売以来体育館の工事で400棟以上の採用実績を持つ。
 イージーセーフ工法が体育館の天井に最適な理由は3つある。

 1つ目は耐久性の高さだ。地震や風圧に対して耐力があり、時速100kmのバレーボール衝突実験でも脱落しないテスト結果が出ている。
 2つ目は軽量性。約1・6kg/平方mと非常に軽量で、万が一の落下時にも衝突の際の被害が少ない。
 3つ目は省エネで快適性向上に貢献する点。

 住宅に用いられる代表的な断熱材である高性能グラスウールは高い断熱性と吸音性を持っているため、暖かく、静かな環境づくりにつながる。これらの理由から、避難所に指定される体育館などでも快適性の高さが保たれ、よりよい学校づくりに貢献できることが見込まれている。
 構造材に直接取り付けるイージーセーフ工法は、天井設計・施工にかかる工期とコストを大幅に低減でき、一般社団法人文教施設協会が発行する「空調設備を設置した学校体育館の断熱に関する事例集」にもイージーセーフを利用した事例が掲載されている。

問い合わせ=マグ・イゾベール(株) コールセンター0120・941・390

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