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すごろく教材で話す力など育成 かもがわ出版が開発

16面記事

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 かもがわ出版(京都市)は、すごろく形式のゲームで遊びながら、語彙力や話す力の基礎を育てる教材を開発した。各地の書店などで購入できる。発達障害のある子どもとその家族を支援しているNPO法人の「フトゥーロLD発達相談センターかながわ」(横浜市)が編著者として開発に協力。3歳以上を対象年齢として設定し、必要に応じて大人を交え2~4人で遊ぶ教材となっている。
 「わくわくサイコロゲーム(仲間・お話編)」の名で販売。3850円(税込み)。身の回りのモノの絵を各面に一つずつ描いたサイコロと、コマを置いて進めるシートなどで構成している。
 振ったサイコロの表面に描いてあるモノの名を言えたら、その面に記された黒丸の数だけ、コマを進め、早く上がった人が勝つというのが基本的な遊び方となっている。
 モノを描いたサイコロは4個あり、「なべ」「ドライヤー」など16個の名詞を覚えられる。
 このような基本的な遊び方を基に、話し方を身に付けられるよう発展させていく。振ったサイコロの表面に描かれているモノの使い方を言えたら、黒丸の数だけコマを進めるといった遊び方がある。

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