特許庁、文科省などは１３日、高校生や大学生を対象としたアイデアコンテストの表彰式を都内で開いた。
　本年度は新たに特許庁長官賞の副賞として、発明家と対話できる機会を設けることとした。特許権の取得を目指すパテント部門で日本航空高校に在籍する西田悠人さんが受賞。西田さんは１度に服用する複数の薬を一つにまとめる装置を考案した。服薬の効率化を目指したという。本年度のコンテストには、パテント部門で５２１件、デザインパテント部門で６３９点の応募があった。それぞれ３０件、３１件を優秀賞に選び、特許権・意匠権を取得する際の支援対象とする。特許庁長官賞など７賞は、優秀賞の対象となったアイデアから選んだ。