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エスカレーターで思いやり考えて 医療関係団体が教材

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 障害などを理由にエスカレーターで右側に立っていたい人がいることを知ってもらおうと、医療関係団体が小学生向けの漫画や教員用の指導資料を作成した。道徳や人権教育の教材として使ってほしいとしている。

 東京都理学療法士協会が作成した。エスカレーターは地域によって立ち止まる側と歩く側が異なり、都内では右側を歩く人が多い。
 漫画では、エスカレーターの右側で立ち止まっていた女性が、実は左手が不自由だったことが描かれている。一見分からなくても、さまざまな事情がある人がエスカレーターを利用していることに思いを巡らせ、よりよいマナーを考えることを求める内容だ。
 障害のある人のインタビュー動画も作成した。左手にマヒのある娘の母親が、他の利用者から「どいて」と言われたり、舌打ちされたりした経験があることを語っている。
 教員向けの資料では授業例の他、エスカレーターで立ち止まることを義務付けている「埼玉県エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例」などを紹介している。
 漫画や指導資料などは同協会のウェブサイトで公開している。

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