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教員の手間を省き、感染リスクを抑える

9面記事

施設特集

設置場所や利用シーンに合わせて選べる「Care222(R) iシリーズ」
ベーシックタイプ「i―BT」(左上)
ユニバーサルダウンライトタイプ「i―UDT」(右上)
フラッドタイプ「i―FT」(左下)
フラッドダウンライトタイプ「i―FDT」(右下)

ウシオの紫外線除菌装置「Care222(R) iシリーズ」

 集団感染リスクが高い学校現場は、今後もさまざまな感染症に対して、引き続き予防対策を講じていく必要がある。しかし、密閉空間や人の手が多く触れる場所を常に除菌するのは教職員にとっては負担が大きい。そこで、子どもたちを感染から守る新たなウイルス・細菌対策として注目されているのが、医療機関や公共施設などで導入が進む紫外線照射装置だ。

高い除菌力を発揮する紫外線で
 紫外線と聞くとすべて有害だと思われがちだが、人体に悪影響を及ぼさないものもあることが大学や研究機関などで確認されている。ウシオ電機が開発した抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置「Care222(R) iシリーズ」は、特殊な技術で人体に悪影響を及ぼす紫外線をカット。照明器具のように天井など高いところに設置し、目には見えない光(紫外線)を照射するだけで、さまざまなウイルスや細菌に対して効果を発揮する。
 紫外線自体の高い除菌力は、医療器具、精密機器の製造ラインから、スリッパ、調理器具といった、私たちにとって身近な道具まで幅広く使われている。実は、ずっと社会で役立ってきた技術である。

感染リスクが高い場所や空間に
 コロナ禍の学校においては「新しい生活様式」への対応が求められ、安心・安全な学習環境を維持するため、常に換気や除菌作業に追われる教職員の姿がクローズアップされた。その点、「Care222(R) iシリーズ」の操作は照明と同じようにスイッチを入れるだけと簡単。しかも、フィルターや薬剤の交換なども不要であり、忙しい教職員の手間を煩わせることなく、気になるところのウイルスを除去できるのが魅力だ。
 新型コロナウイルスは感染症法上の分類「5類」へ引き下げられたとはいえ、今後も季節ごとに流行を繰り返すことが予想されており、油断はできない。また、3年間の活動制限によって子どもたちの免疫力が低下しており、この春以降にはインフルエンザやRSウイルスなどによる集団感染も数多く発生している。
 しかし、再び、子どもたちの学校活動を束縛するようなことは誰も望んではいない。だからこそ、学校現場ではこれまでと同様の感染対策を継続することに加えて、感染リスクが高い場所や空間には教職員の負担を軽減する紫外線照射装置を使って、効率的に安心を担保してあげることが大切になる。

利用シーンに合わせて選べる照射モードとラインアップ
 学校における「Care222(R) iシリーズ」の導入では、すでに私立学校や大学等で受付カウンターや応接室など多くの人が触れる場所に設置されている。また、一定時間滞在し、会話がある場所としては、密閉空間となる放送・編集スタジオや音楽レッスン室、食堂、会議室、保健室、研究室、エレベーターなどに設置するのが効果的といえる。さらに、多くの人が触れるモノが複数ある場所として、多目的教室や部活動で使う更衣室、トレーニング室などにも適している。
 なお、「Care222(R) iシリーズ」は、センサーによって無人時のみ照射する「人感センサーモード」と、一定の間隔で点灯と消灯を繰り返す「間欠点灯モード」が選べるのも特徴。学校での設置場所や利用シーンに合わせて、賢く使い分けができる。また、天井工事を行わず簡単に設置できるポールスタンドタイプや、既存のライティングレールに設置できるレールタイプといった学校現場からの要望に応える、さまざまなタイプの機種も取り揃えている。

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