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第8回関西教育ICT展が大阪で開催

14面記事

ICT教育特集

山西 潤一 一般社団法人日本教育情報化振興会会長

 教育現場では、1人1台端末の本格的な活用が始まり、個別最適な学びと協働的な学びの充実に向けてどのように活用を進めていくか各地で試行錯誤されている。そんな中、一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)では、8月3日、4日の2日間で「ICTで教育力を高める!」をテーマに「第8回関西教育ICT展」を開催する。関西地区最大級となる教育ICT展の見どころや注目のポイントについてJAPET&CECの山西潤一会長に話を聞いた。

 一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)では、大阪国際経済振興センター(インテックス大阪)、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロと共同で、8月3日、4日の2日間に渡り、「ICTで教育力を高める!」をテーマに、第8回関西教育ICT展を開催します。毎年5000名近い皆さまに参加いただいている関西地区最大級の教育ICT展です。
 GIGAスクール構想も4年目を迎え、個別最適な学びと協働的な学びに向けた端末活用が進んでいます。OECDの2030年の教育のあり方を展望する「Education2030」では、予測困難で不確実、複雑で曖昧な未来社会を生きる力として、「自ら目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する」変革へのコンピテンシーを持ったエージェンシーを育てる教育の必要性が謳われています。
 自らの学びの航海を自らの手で舵取りしていく力です。従来の知識をインプットする教師による一斉授業型から、個々の児童生徒が自らの学びを自己調整し、問題解決しながら学びを深め、その成果をまとめ発信していくアウトカム型へ、履修主義から修得主義への転換です。ICTの利活用で教育の方法も変わらざるを得ない時代になってきているのです。
 本ICT展では、児童生徒一人一人の学びの質を高める授業づくりから、教育データの利活用、話題の生成AIやメタバースの活用、情報モラルやセキュリティー教育、校務の情報化など、教育DXに関わるさまざまな分野の専門家による50余のセミナーが開催され、教育の情報化の最新動向が学べます。
 また、先駆的に教育DXを進める3都市の教育長による「GIGAで進める令和の日本型学校教育」など、自治体におけるGIGA端末整備活用に関する課題やその解決についても学べます。約140の展示ブースでは、80社からなる最新の教育機器やネットワーク、セキュリティーシステムの他、明日の授業づくりに役立つ豊富な教育コンテンツが直に体験できます。先進的ICT利活用の実践成果や提案など、教育委員会からのブースもあり、意見交換や交流を通して互いの課題解決に役立つことと思います。
 教育現場の先生方のみならず、教育委員会関係者、ICT支援員など、GIGAスクール構想の次なるステップに向け、次代を担う児童生徒の教育に関わる皆さまにとって有意義な教育ICT展となるよう関係者一丸となって準備しています。多数の皆さまのご参加を期待しています。

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