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教育旅行で探究的な学習を活用し学びを深める 第17回教育旅行シンポジウム開催

6面記事

企画特集

お互いの意見を聞き、考えを深めるパネリストたち

日本修学旅行協会

 (公財)日本修学旅行協会(理事長=竹内秀一)は8月18日に日本科学未来館・未来館ホールにて、第17回教育旅行シンポジウムを開催。同シンポジウムは2年ぶりの開催で、多くの学校教育関係者や教育旅行の担当者が参加した。
 今回のシンポジウムのテーマは「これからの教育旅行~コロナ禍を経て『探究的な学び』をどう実現するか~」。基調報告と学校・受け地からの報告、パネルディスカッションの3部構成で行われた。
 基調報告では同協会理事長の竹内秀一氏が登壇。「どうなる!? これからの修学旅行」と題し、最近5年間の修学旅行の推移と修学旅行を取り巻く環境の変化、新学習指導要領完全実施と修学旅行、これからの修学旅行の4つの項目について報告した。
 学校・受け地からの報告を受けてパネルディスカッションでは、竹内秀一氏をコーディネーターとし、パネリストとしては、府中市立府中第二中学校・成清敏治校長、晃華学園中学校高等学校・安東峰雄教諭、一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会・古賀典明氏、(株)JTB企画開発プロデュースセンター教育企画担当・横田裕美氏が登壇した。ディスカッションは、学校における探究的な学びの取り組みや教育旅行の受け入れ先及び旅行会社の取り組み、コロナ禍を経た教育旅行のこれからの方向性と課題の3つをポイントに議論が白熱した。
 質疑応答では、参加者からさまざまな疑問をパネリストに投げかけ、会場全体で教育旅行について考えた。

 問い合わせ=(公財)日本修学旅行協会
 ホームページ https://jstb.or.jp/


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