知的障害の子、増加続く
10面記事令和5年度
療育手帳所持、32万5千人
知的障害があり、療育手帳を持つ子どもは増加を続け、令和5年度は前年度比5・0%増の32万5224人に上ることが1月29日、厚労省の集計で分かった。比較可能な平成23年度以降、18歳未満の療育手帳所持者は増え続けている。平成23年度と比べると、1・4倍以上となった。厚労省は同日、民生委員も前年度の0・5%に当たる人数が増えたことも明らかにした。
平成22年度は、東日本大震災の影響により、福島県を除いて集計しているが、18歳未満の療育手帳所持者は平成21年度よりも多く、一貫して増加傾向が続いている。