高校生ボランティア表彰 さだまさしさんら 8月、都内で催し
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昨年度の全国大会で手話を披露する生徒
5月23日まで参加受け付け
シンガー・ソングライターのさだまさしさんが中心となって企画・運営してきた「高校生ボランティア・アワード」の第10回大会は8月23、24の両日、東京都内で開かれる。ボランティア団体をはじめ、探究学習グループなども参加できる。2日間にわたり、志を抱いた高校生らが交流する。5月23日まで参加申し込みを受け付けている。
公益財団法人の「風に立つライオン基金」が主催。同基金がウェブサイトで実施概要を公開している。
それによると、高校の探究学習や、ボランティア団体の活動などが対象となる。複数校による合同応募も受け付ける。関東地区1都3県以外から全国大会に出場する団体には交通費、宿泊費の一部を支給する。
審査を通過するとブース発表ができる。それ以外の団体も、10回大会を記念して、できる限り多く、全国大会に参加できるようにするという。ブース発表を行わない団体はポスター発表を行う。
昨年度は152団体が応募し、88団体がブース発表を行った。交流会の時間も設け、来場した高校生がブースを訪ねて同世代の活動に耳を傾けるなどした。発表後は、さださんをはじめ、よく知られたミュージシャンらが自らの演奏などで生徒をたたえるとともに、記念品を贈るなどしている。