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児童・生徒用トイレ、過半数の自治体に「洗浄便座」

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 トイレ関連企業など6社で構成する研究会による調査で、公立学校の児童・生徒用トイレに温水洗浄便座を設置している自治体の割合は半数を超えていることが分かった。すべての児童・生徒用トイレに設置している自治体も5%に上った。
 昨年10月から今年4月にかけて調べた。都道府県を含む1787自治体に回答を求め、216件の回答を得た。「学校のトイレ研究会」が実施した。
 便器の洋式化に関する設問では、「すべて洋式化」が10%、「洋式が多い」が65%、「洋式と和式が半々程度」が18%、「和式が多い」が7%となった。
 洋式便器への温水洗浄便座設置状況を問うと、「すべてに設置」が5%、「設置ありが多い」が10%、「半数程度」が6%、「設置ありが少ない」が34%、「全く設置していない」が41%との結果が出た。回答した自治体の過半数に温水洗浄便座付きの児童・生徒用トイレがあった。

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