日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

政府の孤独・孤立対策重点計画 こどもの多様な居場所づくり盛る

NEWS

行財政

 政府は27日、孤独・孤立対策推進本部を開き、今後の施策の方向性を示す重点計画を改定した。特に重点を置いて取り組む事項に、児童館などの学校でも家庭でもない多様な居場所づくりや、悩みを地域で受け止め、伴走して支援する体制構築を盛り込んだ。小・中学生、高校の自殺者数が令和6年に過去最多となった状況を踏まえ、孤独・孤立の予防に向けた取り組みを強化する。
 また、若い世代の孤独・孤立の予防に向けて、地域で教育や福祉などに関わる人との「顔の見える関係づくり」などを進めるとしている。
 孤独・孤立対策を巡っては、昨年4月に孤独・孤立対策推進法が施行。6月には政府が重点計画を策定していた。

相談窓口は次の通り。
 ・チャイルドライン=0120・99・7777
 ・24時間子供SOS相談ダイヤル=0120・0・78310
 ・いのちの電話=0120・783・556

行財政

連載