「学習評価見直し 「学びに向かう力・人間性等」は評定に反映せず 文科省案」が2位にランクイン 記事ランキング 2025年6月30日~7月6日
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日本教育新聞電子版でアクセス数が多かった先週(2025年6月30日~7月6日)の記事のトップ5です。
1位 通級での教科指導も可能に、文科省提案 教育課程企画特別部会
(2025年7月4日 デイリーニュース)
文科省は4日、中央教育審議会の教育課程企画特別部会に、通級指導教室で教科指導を可能とする案を示した。通級指導を校長判断で柔軟に利用できるようにもしたい考えだ。
2位 学習評価見直し 「学びに向かう力・人間性等」は評定に反映せず 文科省案
(2025年7月4日 デイリーニュース)
文科省は4日、中央教育審議会の教育課程企画特別部会の会合で、次期学習指導要領での学習評価について、「学びに向かう力・人間性等」を目標に準拠した評価ではなく、個人内評価とする方針を示した。総合所見欄などに記し、評定には反映させないが、観点別評価の三つの中には残す。指導要録には、学習指導要領の目標を踏まえ、教科を横断した個人内評価として記載する。
3位 定時・通信の機能持つ 新タイプの全日制高校開校へ 宮城県
(2025年7月2日 デイリーニュース)
宮城県教委は令和9年度、幅広い授業時間帯や学び直しのための教科・科目などを特色とした新たなタイプの県立高校を開校する。柔軟性のある教育課程で、多様な背景を抱えた生徒の受け入れを目指す。
4位 教員免許を取得する障害学生が増加傾向 文科省集計
(2025年7月1日 デイリーニュース)
教員免許状を取得する障害学生の数が増加の傾向にあることが、文科省のまとめで分かった。免許状取得者に対する教員採用者数の割合は障害の有無で大きな差はない一方、学生数に対する免許状取得割合は障害の有無で差がみられた。
5位 時数変更の学校裁量 否定的な回答が2倍 学芸大・大森教授が調査
(2025年7月1日 デイリーニュース・2025年7月7日 1面記事)
教育課程の学校裁量の拡大について、教科間で授業時数を融通できるようにする文科省案に対し、学校現場では否定的な回答が肯定的な回答の2倍に上った、とする調査結果を東京学芸大学の大森直樹教授が発表した。授業時数を調整するための裁量よりも標準時数の削減を求める声が多かったとしている。