外遊びが不十分、8割弱の保護者は「暑すぎて」
NEWS 子どもを外で遊ばせたいが、暑さで断念する保護者が多いことが、東京科学大学と医師などからなる団体との合同調査から分かった。夏休み中、外で遊ばせたいと考える保護者は多いものの、屋内で過ごさせる保護者が多かった。
同大学未来社会創成研究院と「医師たちの気候変動啓発プロジェクト」による調査。3~9歳の子どもを持つ親を対象に、6月20~23日に実施。800人から回答を得た。
昨夏の外遊びの頻度を尋ねたところ、「週に1~2回」が約4割を占め、過半数が「週に1~2回」以下だった。一方で屋内遊びは、「ほぼ毎日」が過半数。「週3~4日」と合わせると4分の3を超えた。
「外遊びが十分にできなかった」と答えた保護者192人のうち、77・1%が「暑すぎて、外で遊ぶ時間が制限されたから」と答えた。