部活動の地域展開推進へ 兵庫・西宮市、阪神などと連携協定
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部活動の地域展開を進めていくため、兵庫県西宮市と同市教委は29日、市内に本拠地を構える阪神タイガースなど4チームと連携協力協定を結んだ。各競技のトップレベルのチームとの連携を通じて、中学生のスポーツ環境の充実につなげていく狙いがある。
今回協定を結んだのは、
・プロ野球の阪神タイガース
・J1の楽天ヴィッセル神戸
・バレーボールSVリーグの大阪マーヴェラス
・バスケットボールBリーグの神戸ストークス
―の4チーム。市内に本拠地や練習拠点があるなど、いずれも以前から同市と関係が深いチームだ。
今後については、選手・OBから指導を受ける機会の設定や、中学生向け大会の開催、地域展開に関するイベント開催への協力などといった案もあるという。市の担当者によると、具体的なことは各チームと協議しながら進めていくとしている。
同市では令和8年9月から休日の部活動を地域クラブ活動「プレみや」に移行する方針を示している。今回の協定でその機運をさらに盛り上げていきたい考えだ。