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2025年度 実践研究助成「成果報告会」を開催

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「成果報告会」会場の様子

パナソニック教育財団

 (公財)パナソニック教育財団(東京都港区・小野元之理事長)は8月7日、今年度の実践研究助成「成果報告会」を「第10回 関西教育ICT展」会場(インテックス大阪)で開催。オンラインでも配信した。
 同財団による研究助成制度は、学力・人間力向上などの教育課題の改善に、ICTを効果的に活用し、取り組む実践的研究を対象に行なうもの。
 1年間の研究を対象とする一般部門と、2年間の継続研究に対して助成する特別研究指定校部門がある。
 今回は第49回特別研究指定校である、愛知県の瀬戸SOLAN学園初等中等部と、東京都葛飾市立東金町小学校の2校が2年間の成果を発表した。
 瀬戸SOLAN学園初等中等部は、『「習得」―「活用」―「探究」の3つの学びの場の相互作用を目指したカリキュラムの提案』、東金町小学校は、『TTPを“文化”に変えたのは、働き方改革だった』というテーマでそれぞれ発表を行った。
 続いて登壇者と両校のアドバイザーらによるパネルディスカッションが行われた。
 『私立小・公立小での探究実践』をテーマに、「カリキュラムをどうデザインするか」「探究と学力の関係」等について、活発な意見交換が行われた。

 問い合わせ=(公財)パナソニック教育財団電話03・5521・6100
 ホームページ=https://www.pef.or.jp/

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