こども文章教室 作文・感想文・レポートが上手に書けるようになる本
13面記事
茂木秀昭 監修 バウンド 著
本書は、子どもたちが文章の上達法を学べるように編まれた一冊。監修者の茂木氏は、基礎・基本が一番大事で、それを身に付けてこそ応用へと発展していけるという。文章の書き方という技術面だけでなく、文章を通して自分の思いをいかに効果的に届けるかなど人生において大事な力を育むことができる内容だ。
例えば、「今日は朝から学校に行って、いろいろなことがありました」と「朝いちばん、校門の前にまさかの”あれ”が落ちていたんです」のどちらが読む気になるか、二つの文章の出だしを比べる問いや、一文はなるべく短くする、簡単な言葉で分かりやすく書く―など、書き方のコツも掲載。
章末のコラムでは、川端康成や芥川龍之介など、「読んでおきたい文章の達人」を紹介。(小学校中学年から)
(1650円 カンゼン)
(Tel03・5295・7723)

