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ライフコーチの視点から 現代を生きる子ども・若者のリアル【第15回】

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論説・コラム

生き方の正解は一つじゃない

 ―今日学んだことを自分と周りのために活用し、”この先の生き方としての正解は一つじゃない”と知ることができました。大事な講演を聞かせていただきありがとうございました。(中学1年生)

 ―自分はやりたいことが見つかっていないので、何を目標に生きたらいいか分かっていませんでしたが、三橋さんが、やりたいことがなければ、目の前のことを全集中でやればいいとおっしゃっていたので、自分の心にすごく響きました。ポジティブに生きようと思いました。(中学2年生)

 ―今回は、自分の生き方を見直すきっかけとなるような講演会をありがとうございました。自分自身のいいところも悪いところも認めていこうと思えました。(中学2年生)

 ―もう無理だ、や自分にはできっこないなど、マイナスなことは考えずに、プラスなことを考え、前向きに人生を歩んだ方がいいなと改めて思いました。また、自分にはできないと決めつけずに、自分を信じて前に進むことが大切だと思いました。(中学3年生)

 ―気が合いそうです。自分もこのような生き方のほうが、よい人生を送れると最近考えていました。このような生き方が、受験に落ちてしまった友達にも響いてほしいです。(中学3年生)
 
 ―今回の講演を受けて「どうせ自分なんて」とできないことを探すのではなくて、もっと自己肯定感を高めて自分を好きになる選択をすることが大切だと思いました。今後の人生の生き方が変わる、素敵なお話を聞くことができました。本当にありがとうございました。(中学3年生)

 講演後の中学生のリアルな声。

 自分がどんな「生き方」をしていくか、本気で考えたことはあるだろうか。もしくは、自分は今どんな「生き方」をしているのかを振り返ることはあるだろうか。
 何をして生きるか、職業を考えることはあっても、「どう生きるか」と問われる経験は少ないように思う。
 「よい人生」も人によって定義は違うし、「正解」も人によって違う。だからこそ、周りがどうかではなく、自分がどうかを問うきっかけをつくっていくのは、大人ができることだと、彼らの声が教えてくれた。
 なんとなく日々を過ごしていたら、時間はあっという間に過ぎていく。時間は有限、でも人の可能性は無限。
 可能性を拡げる時に必要なことが二つあると感じている。一つは、自分の内側にある想いや願い。そして、もう一つは、外側からもらうきっかけ。このきっかけを、これからも講演を通して届けていきたいと強く思う。

中高生の心を開く専門家/ライフコーチ三橋亜希子
 各地の小・中学校、高校、幼稚園などで児童・生徒向け、教職員向けの講演を続ける。幼少期に父親から虐待を受け、学校では、いじめの標的になった経験を持つ。成人後も、自分の思うような生き方ができなかったが、東日本大震災をきっかけにコーチングを学び、独立。3兄弟の母。ホームページ(https://mitsuhashiakiko.com/)に情報多数。

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