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第14回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」表彰式

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 (株)アイデム(代表取締役社長・椛山亮)が主催する第14回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の表彰式が11月23日、東京・千代田区のホテルニューオータニにて開催された。同コンテストは、総合人材サービス事業を手掛ける同社が子どもたちに働くことの意義や重要性を感じてもらいたいとして実施しているもの。小学生から高校生まで、団体での応募も含めてさまざまな部門で作品を募集し、今年は8018点の力作が寄せられた。
 高校生の部で見事グランプリに輝いた菅開智さんは、今年の西日本豪雨で増水した川に入って働く土木作業員を撮影した作品で受賞。「今回の受賞で、学校のある愛媛県の大三島や大三島分校に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。また、地域を守るために頑張って下さっている方々への恩返しになれば」と感謝の気持ちとともに受賞の喜びを語った。
 最後に、選考委員長を務めた写真家の田沼武能氏は「今、AIがどんどん発達してきて写真を撮る人がいらなくなってしまうという人がいる。しかし、自動車が無人で動くようになるのとは違い、写真を撮るということはそこに感動があり、そこに撮る人それぞれの心が映って初めて写真ができる」と話し、受賞者たちに写真を楽しんでほしいというメッセージを伝えた。
 参加した受賞者、教員、保護者にとって、この勤労感謝の日に、働くことについて見つめるまたとない機会になったことだろう。
 グランプリに輝いた作品は以下の通り。
 小学生の部=榎本楓さん(洛南高等学校附属小5年)
 中学生の部=新納志帆さん(宮崎市立加納中1年)
 高校生の部=菅開智さん(愛媛県立今治北高 大三島分校1年)
 詳細、その他の受賞作品は同コンテストのホームページ(https://www.aidem.co.jp/csr/photocontest/)から。「アイデム はたらくすがた」で検索。

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