昨年3月に教職大学院を修了し、教員として就職した人の割合は前年より2・4ポイント少ない91・3％だったことが文科省の集計で分かった。
　既に教員を務めている人が教職大学院で学ぶ「現職教員学生」を除いて集計した。
　正規採用は40人増の457人だった。臨時的任用で教員として就職した人は減っている。
　調査対象53校のうち、25校は全員が教員として就職する一方、3人の修了者全員が教員以外で就職した教職大学院があった。