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レゴがプログラミングの新製品を発売

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 教育玩具などで知られるレゴ社の教育部門・レゴ・エデュケーションは今月、小学校高学年から高校生を対象とした実体験型学習用プログラミング教材「SPIKE(TM)プライム」の販売を開始した。実社会の課題解決を目指すプロジェクトテーマを示し、色識別センサーやモーターなどを組み合わせてロボットを作る。ロボットは、自分で組んだプログラムで動く。教育教材を扱う正規販売代理店で購入が可能だ。
 528点のパーツで構成され、パーツを組み合わせてロボットを組み立てる。タブレット上の専用アプリなどでScratchを用いてプログラムを組み、出来上がったプログラムを転送するとロボットが動く。教室では2人1組での利用を想定している。
 ロボットを組み立てるにあたっては「設計と開発」「社会とロボット」など4つのテーマの下、30種類以上のプロジェクトを用意した。大型物流システムでの利用を想定した物体を持ち上げて運ぶロボット、腕に装着して手に不自由のある人の代わりに物を掴むことができるロボットなど、現実社会に役立たせることができるプロジェクトもある。
 インターネットとも接続が可能。天気予報など各種データを利用してプログラミングを行うことができる。
 教職員の授業実践を支えるため、プロジェクトごとに参考授業プランを用意している他、製作の様子を分かりやすく確認できる動画もある。また苦手意識を持つ子どもたちも挑戦しやすいよう、数十種類のモデルの組み立て説明書を用意した。データは商品のアップデートに応じて、順次更新される予定。
 2022(令和4)年からは高校のプログラミング授業必修化を受け、Python言語にも対応していきたいとしている。
 20日に開かれた会見で、同社日本代表の須藤みゆき氏は「手を使って実際に考えていることを表現することで、そこから深い学びが得られる」と実体験を持って学ぶことの重要性を強調した。
 昨年8月に実施した同社の調査によると、教職員がプログラミング授業を実施する際に必要なものとして1位に「十分な学習教材」(33%)、2位に「体験型の授業」(30%)と回答があった。
 国内での販売価格は4万5800円(メーカー希望小売価格・税抜)。

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