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進学先「知名度」より「学べる内容」重視して選択

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高校生の保護者
民間調査

 高校生の保護者のうち、子どもの進学先を選ぶポイントとして「知名度が高い」は2割弱にとどまり、「学べる内容」を重視する保護者が多いことがマイナビ(東京・千代田区)の調査で分かった。「知名度」よりも「子どもの学力との相性」や、「学校の所在地」を挙げた割合の方が高かった。
 調査は7月16~18日の3日間で実施。全国の高校1~3年生の保護者を対象に、1200人からインターネットで回答を得た。
 進学先選びのポイントは複数回答で尋ねた。子どもの学年別で集計している。「知名度が高い」を挙げた割合は1年生が15・4%、2年生が14・3%、3年生が19・5%だった。
 「学べる内容」を挙げた割合は3学年とも最も多く、1年生が49・7%、2年生が48・9%、3年生が53・7%だった。
 子どもが通っている高校の進学指導について満足度を尋ねた結果では、3年生の保護者で「大変満足」が9・0%、「やや満足」が23・3%、「普通だと思う」が50・5%、「やや不満」が6・5%、「大変不満」が2・8%、「何をしているのか知らない(判断できない)」が8・0%だった。学年が上がるにつれ「知らない」は減っていたものの、3学年とも似た傾向だった。
 進路選択・学校選びに必要だと考える情報を尋ねると、「入試の種類について」と答えた割合は全体で44・7%と最多だった。「学部・学科で学べる内容について」が42・2%、「入試のスケジュールについて」が39・3%で続いた。「その他」を除き、「サークル活動について」の5・6%が最も低かった。
 悩みなどに関する質問では、学費の工面への不安が全体の24・5%を占めた。学年別では、1年生が21・3%、2年生が28・0%、3年生が24・3%だった。全体の3割は「特に困っていない」と回答した。
 子どもが進学を考えた場合、相談相手としたい学校関係者は、教員を挙げた割合が多かった。1年生は45・1%、2年生は46・6%、3年生は51・9%だった。卒業生を挙げた割合も多く、全ての学年で3割を超えた。
 保護者が子どもの進路支援で取り組んでいることのうち、「高校教員の話を聞く(面談をする)」は、1年生が17・8%、2年生が16・0%、3年生が16・5%と低かった。一方で、通塾や家庭教師利用が約3割程度と高かった。

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