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第25回教育セミナー 子どもの学びの深まりから資質・能力を獲得する姿を浮き彫りにする

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開催情報・募集

シンポジウムの模様

3月5日~3月31日にオンデマンド・録画配信

 一般財団法人総合初等教育研究所が主催する第25回教育セミナーが2月19日(土)、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷区)で行われた。令和2年度に引き続きコロナウイルス感染症を考慮し、オンデマンドでの配信(3月5日~3月31日)をする。

 今年度は第11期第2年次研究として「教育課程に基づく授業の展開―個の変容を捉えた『深い学び』の実現―」と題して実施された。
 令和2年度の同セミナーは「深い学び」について一貫性のある考察が出来たが、今年度はそれをさらに発展させ、個々の子どもが学びを進める姿に焦点をあて、子どもの学びが深まり、資質・能力を獲得していくことを明らかにしていく研究を進めていく。
 当日行われた8つの分科会、シンポジウム、特別講演を3月5日(土)から3月31日(木)まで配信する。なお、配信期間中は、好きな時間に、何度でも視聴できる。海外の学校教育関係者も視聴が可能。そして個人研修等にも活用できる幅広いコンテンツを提供している。


分科会の模様

分科会
 研究テーマに迫るために、当委員が研究実践に取り組んだ成果を発表し、その内容について議論する。各分科会の最後には、文部科学省教科調査官に提案への助言と指導講演をしていただく。なお、授業技術分科会は、教員歴の浅い先生や教員を目指す学生を対象とし、実践報告を通して学級会の在り方を提案する。

 各分科会の内容は以下の通り。

 【国語科】「言葉の力に着目し、児童自らが考え表現する国語科の授業づくり」
 【社会科】「主体的・対話的な学びを通して深い学びを実現する社会科の授業改善」
 【算数科】「数学的に考える資質・能力を育成する算数科の授業」
 【理科】「問題解決を通して資質・能力を育成する理科の授業づくりと評価」
 【道徳科】「深い学びを実現する道徳科の授業づくりと評価の工夫」
 【外国語】「小学校外国語教育の指導と評価の工夫」
 【特別活動】「子供の確かな力を育てる特別活動―新しい時代の集団活動―」
 【授業技術】「よりよい学級生活を創る学級会の学習過程に着目して」

 午後からは、シンポジウム「『資質・能力』と学習評価」が行われ、シンポジストとして天笠茂氏(千葉大学名誉教授、基調講演者)、渡辺秀貴氏(創価大学教職大学院教授、元小学校長)、松井優子氏(東京都青梅市立河辺小学校副校長)が出席し、北俊夫氏(一財・総合初等教育研究所参与)がコーディネーターを務め、活発な意見が交わされた。
 まず、天笠茂氏から新学習指導要領が完全実施されて2年が終わろうとしているが、今、どのような成果が見られるか、また今後各学校が取り組むべき「3年目の課題」について語った。
 次に新しい「学習評価の考え方や方法」については「指導と評価の一体化」の実践について、三つの評価のうち「思考・判断・表現」に焦点を当て、その能力の育む評価についても語り合っている。
 その他、堀田龍也氏(東北大学大学院情報科学研究科教授)による特別講演「教育の情報化からデータ駆動型の教育へ」が行われた。

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