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9面記事

日本教育新聞社からお知らせ

動画でも解説をしています。こちらからご覧いただけます。

専門紙の視点で現場取材
情報充実、「明日へのヒント」に

 昨年5月に創刊75周年を迎えた日本教育新聞。今春の紙面改訂では、特別支援教育と高校教育に焦点を当てたページを引き続き1ページずつ設けるとともに、新連載企画を設けます。時代を超えて大切にしたい「不易の情報」と、時代の変化に応じて求められる「流行の情報」をそれぞれ提供していきます。対談・座談会の紙面化にも力を入れます。専門紙ならではの視点で教育現場を取材します。これからの教育活動のヒントとなる情報を満載します。

「GIGA」を後押し

新型コロナウイルスの第5波と第6波の間で授業公開が実現した小学校

新年度の課題は
 令和4年度も、コロナ禍の中で始まります。過去2年余りにわたって教育現場はさまざまな工夫を凝らして、乳幼児・児童・生徒の学びと育ちを支えてきました。引き続き本紙では、優れた事例、時にはうまくいかなかった事例を交えて、今後の学校園づくりの参考にしてもらえるような紙面を目指します。
 GIGAスクール構想が本格化して2年目となります。1年目に培った経験を広く共有できるよう、現場の情報、行政の考え方を伝えていきます。
 新学習指導要領は小・中学校に続き、今春は、高校1年生で始まります。新教科・科目の授業に関する記事などを充実させます。
 教職員の長時間労働は依然として深刻な課題です。コロナ禍に伴い、業務が増えてこの課題はさらに深刻化した面と、業務の精選・効率化が進んで改善した面があるようです。どの学校でも働きやすい職場となるよう優れた取り組みを紹介していきます。
 教員志望の学生が減る傾向にあるなど「教職離れ」が指摘されると同時に、精力的に児童・生徒らと向き合い、魅力的な学校づくりを進める教職員がいます。本紙は、教職の面白さや魅力を伝えることにも力を入れます。

「18歳成人」掘り下げ

紙面構成
 通常は、1~3面で、総合的に、教育界の出来事、国と地方自治体による施策の動向、法改正に向けた動きなど、時に、現場の声を交えながら報じていきます。
 折に触れて、2~8回程度の短期連載記事も企画します。まずは、4月からの成年年齢引き下げに関連し、18歳前後の若者が今、どのような思いで学び活動しているか、声をお届けする新企画を掲載する予定です。
 2面に掲載する社説では、教育界の動向を本紙の視点で分析し、学校現場に何が求められるか提言していきます。施策についての見方をはじめ、学校現場の年間の動きに応じて学校づくりに向けた考え方をご提案します。
 3面では、主に、記者の視点で教育界の動きをさまざまな角度から掘り下げていく「NEWS インサイド」を掲載します。本年度は、学校による公開研究会のオンライン化、人工知能の活用など卒業アルバムづくりに向けた新しい動きなどを紙面化しています。他に、月に一度は、解説記事を3本まとめて掲載する週を設けます。また、専門家の話を詳しく紹介する「じっくりインタビュー」などを掲載する場合があります。
 4面以降は、「学校経営」について2ページ、「幼稚園・保育園」「小学校」「中学校」「高校」と学校種ごとに焦点を当てるページを1ページずつ設けます。加えて、特別支援教育に関するページ、家庭教育や地域社会、自治体議会などの動向を伝えるページ、教育書を紹介する書評などを掲載するページなどを設けます。
 各地で行われる講演会やシンポジウムなどの催しを紹介する「情報掲示板」は、毎週、掲載していきます。各学校による公開研究会・公開授業をまとめて紹介するページはコロナ禍前までは年に数回、設けてきました。コロナ禍により、公開研究会・公開授業の動向は見通せませんが、掲載に向けた準備は進めます。

4月からの連載・新企画

学校の危機管理

 学校を取り巻く環境は常に変化しています。学校管理職には、危機を防ぐ策、教育活動の見直しが求められています。危機管理を充実させるために、今、どのような視点や取り組みが求められているか、識者に寄せてもらいます。

校長塾 経営力を高める最重要ポイント

 経験豊かな校長や、校長OB・OGが実体験を交えて、学校経営のポイントをつづります。

提言

 さまざまな立場の識者が主に学校管理職に向けて、学校や教育活動をより良く変えるための視点を投げ掛けます。10人ほどの方々が順番に執筆します。

リーダーのためのメディアガイド

 学校や教育行政のリーダー層に向けて、名著やマンガ、映画などの作品を新旧問わず、紹介していきます。本年度は新たに「ゲーム」を紹介する回を設けます。

管理職の独り言

 苦労も多い学校管理職。匿名だからこそ言えることがあります。本当の思いを独り言風の語り口で寄稿します。

副校長・教頭奮闘記

 全国の副校長・教頭はどのような思いでどのような職務に励んでいるのでしょう。時に私生活に関わる話題を交え、毎週、1人ずつがつづります。

心に残る校長講話集

 朝会などの場面で、校長が講話を行う際のヒントを提供します。

幼稚園・保育園

子どもも保育者も輝く保育

 玉川大学の田澤里喜准教授(新年度から教授、学校法人田澤学園東一の江幼稚園園長)が、同幼稚園を中心に教育・保育の実践を紹介しつつ、研究者の視点も交えながら、子どもも保護者も輝くために大切なことを執筆します。

続・保育は深く面白い「一生懸命生きる」子どもと共に

 園で遊び込み、一生懸命生活する子どもたち。京都市の市立幼稚園で教諭、園長などを務めた京都市教委学校指導課参与の中西昌子さんが3~5歳児の姿を交え、何が保育に大切か、考えを披露します。

マメ先生が伝える保育のエッセンス

 玉川大学の大豆生田啓友教授が幼児教育・保育にとって大切な「一言」を冒頭で掲げ、エピソードを紹介します。

続・保育のこころもち

 学習院大学の秋田喜代美教授によるエッセー。国内・海外の園や行政などの取り組みとその意義などをつづります。

小学校

小学校 教育課題2022

 新型コロナによる感染対策、読解力の低下、学力の基礎・基本など、最新の話題から不易の課題まで掘り下げます。主題は定期的に変えていく予定です。

一度は食べたい!この給食

 各地の学校給食を紹介する欄です。特産物の活用をはじめ、児童・生徒が自分たちが暮らす地域について理解を深めたり、食や健康について学んだりできるような工夫が各地にあります。最新の情報をお届けします。

中学校

子どもの命を守る

 中学生世代でも深刻化している自殺問題。その実態や発生しないようにするための取り組みなどを専門家、実践者などがつづります。

学びを支える1人1台端末

 GIGAスクール構想2年目。端末の活用事例や識者の解説などを紹介します。これまで小学校の事例を紹介してきました。新年度は、中学校に焦点を当てます。

高校

進路決定 私の視点

 著名人や大学で活躍している学生などが大学進学をはじめとする自らのキャリアについて語ります。高校の教職員だけでなく、生徒にとっても参考になるような経験談を引き出していきます。

魅力発信 わが校の実践

 少子化が進む中、どう特色や魅力を打ち出すか。各地の国公私立高校による取り組みを紹介していきます。

特別支援教育

アプリで広げる子どもの学び

 学校現場で整備が進んだ1人1台の情報端末は、子どもたちの学び方の選択肢を広げたり、学習に困難を抱える子どもを支えたりするなど、特別支援教育との親和性があります。特別支援学校や小・中学校の特別支援学級、通常学級での指導に役立つアプリケーションの紹介と活用事例を掲載していきます。

どうする?自立活動

 特別支援教育の中核となる「自立活動」。特別支援教育についての知識をこれから身に付けようとしている教職員に、その重要性を示すとともに、各学校の実践事例を紹介していきます。

家庭・地域・総合

議会質疑 解説

 各地の自治体議会には、教育と関係が深く、他の自治体でも課題となり得る質疑があります。その内容とともに、関連する情報やその背景などを加えて解説します。議員はもちろん、答弁する教育委員会など執行部側にも参考になる情報を提供していきます。

ローカル・ガバメントと教育

 行政学者の坂野喜隆さんが自治体議会の動きを紹介するとともに、地方自治の中でどのような意義があるか分析します。知事や市町村長と教育行政の関わりにも焦点を当てます。

お答えします 児童委員の困りごと

 児童委員、主任児童委員の悩みに対し、経験豊かな児童委員、元児童委員が答えます。教職員が民生・児童委員について理解を深め、連携を強化する上でも役立つことでしょう。

体験から学ぼう

 国立の青少年教育施設で、教員から転じて勤務するようになった人たちがどのような事業に取り組み、どのようなことを学んだのか。引き続き、「教員編」をお届けします。

メディア

人づくり国づくり

 教育界内外で活躍する老若男女に、これからの教育の在り方などを語ってもらう長期連載企画です。本年度は、「コグトレ」で知られる宮口幸治さん(立命館大学教授)、ITエバンジェリストの若宮正子さんなどが登場しました。

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連載