定時・通信の機能持つ 新タイプの全日制高校開校へ 宮城県
NEWS 宮城県教委は令和9年度、幅広い授業時間帯や学び直しのための教科・科目などを特色とした新たなタイプの県立高校を開校する。柔軟性のある教育課程で、多様な背景を抱えた生徒の受け入れを目指す。10年度に閉校する宮城広瀬高校の校舎を利用する。
全日制の単位制高校で募集定員は200人。幅広い授業時間帯を設定する他、通信制高校の科目も学べるようにし、定時制と通信制の機能を併せ持った、これまでにない全日制と位置付ける。
従来の学級担任は置かず、チューター役の教員が生徒の時間割作成などをサポートする。資格習得やボランティア活動など、学校外での学びを単位として認定する。生徒の生活スタイルに合わせるため、授業時間帯は1~8時間目まで幅広く設定する。