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「朝の残業」、教員の過半数が30分超え

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 小・中学校、高校などの教員のうち、過半数が就業時刻前の朝の時間帯に30分間を超える時間外労働に従事していることが8日、全日本教職員組合(全教)の調査で分かった。一方、就業時刻前の時間外労働は30分以内だった教員も4割を超えていた。
 調査は今年4月から7月にかけて実施。インターネットを通して全教の組合員に限らず、回答を求めた。40都道府県から1200件の回答を集めた。教諭、主幹教諭などによる回答がほとんどだった。
 終業時刻前の仕事内容を複数回答で尋ねると、最多は「当日の授業や単元の準備」で76%が挙げた。以下、「教室整備」(52%)、「校務分掌関係」(48%)が続いた。

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